掃除の負担を軽くできる
狭小住宅のメリットは土地代が安いだけではありません。居住スペースが狭くなるということは、メンテナンスが楽になることを意味します。例えば毎日の掃除に要する時間が減るので、家事の負担が軽減するでしょう。部屋の片付けをする、年に一度の大掃除をする、などの状況においても家が小さいと作業が楽になります。
家を長持ちさせるポイントは毎日の掃除にあります。カビの発生に気づかずに放置しておくと、建物は次第に傷んでいくので注意が必要です。傷みを放置しておくと、結果的に修理コストが高くつくのです。掃除をして汚れを落とせば、建物の老朽化を防げます。さらに傷んだ部分をいち早く発見し、早期のうちに直すためにも好都合です。
メンテナンスの負担が減る
狭小タイプの住宅は、住宅のメンテナンスにかかる費用を抑えられます。建物が大きくなればなるほど、リフォームをするにもコストが高くなるのです。外壁や屋根塗装の費用は面積で決まる部分が大きく、大きな建物は高くつきます。狭小住宅の場合は外壁・屋根の面積が狭くなるので、塗装や修理の費用が安くなるわけです。
家というのは購入して終わりではなく、ずっと維持していかなくてはいけません。こだわりの住宅を建てたのに、維持管理が不十分でボロボロにしてしまうようでは困るでしょう。狭小住宅は建築費用が安くなるのでローンによる借入れを減らせますし、さらにリフォームなどのメンテナンス費用も抑えられます。つまりは理想の住環境を維持するうえで有利に働くわけです。
狭小住宅とは一般的な家庭より間取りが狭い住宅のことです。一般的には15坪未満の家屋を指すことが多いです。